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16- D- 0676
201 6 年 11 月 11 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
理想科学工業株式会社
(証券コード:6413)【据置】
長期発行体格付 A−
格付の見通し 安定的
■ 格付事由
(1) イ ン ク ジ ェ ッ ト 事 業 ( 高 速カ ラ ー プ リ ン タ ー 「 オ ル フィ ス 」) と 孔 版 事 業 ( デ ジタ ル 印 刷 機 「 リ ソ グ ラ
フ」)を主力とするプリント機器メーカー。オルフィスは多枚数印刷での高速・低ランニングコストとい
う特長を持ち、ビジネス用途のプリンター市場で独自のポジションを確立している。日本国内を中心とし
て米州、欧州、アジアの各地にも拠点を持ち、グローバルに事業を展開している。
(2) インクジェット事業ではハードの設置が進んでおり、これに伴って利益率の高いサプライ関連(消耗品、
保守管理など)の収益貢献が高まっていくと予想される。独自のマーケットポジションを背景に、インク
ジェット事業の競争力が大きく損なわれる懸念は小さく、市場縮小が続く孔版事業をインクジェット事業
でカバーし、引き続き事業基盤を維持できると見ている。良好な財務構成にも変化は見込まれない。以上
を踏まえて、格付を据え置き、見通しを安定的とした。
(3) 17/ 3 期の連結営業利益は 34 億円(前期比 48. 1%減)と減益の見通し。新製品発売による販売関連費用負
担と為替の影響が主な要因である。足元のオルフィスのハード販売は一定水準が確保されている。当面の
課題は、新製品投入を契機に、成長が期待されるアジアでの拡販、赤字が続く米州での収益改善などにつ
なげていくことである。オルフィスの販売拡大を通じて収益基盤をより強固なものとし、中長期的に収益
力を引き上げていけるか注目している。
(4) 連結自己資本比率 73. 0%(16年 9月末)など財務諸指標は良好な水準にあり、また長期にわたって実質
無借金を継続している。株主還元の一環として自己株式の取得を継続的に実施しているが、財務内容に大
きな影響を及ぼす規模ではない。保守的な財務運営方針が堅持されており、今後も良好な財務バランスを
維持できると見ている。
(担当)本西 明久・青野 恭久 ■ 格付対象
発行体:理想科学工業株式会社
【据置】
対象 格付 見通し
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 11 月 8 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎
主任格付アナリスト:本西 明久
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 理想科学工業株式会社
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラス
に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g- 7(a)
項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C R のホームページ(http: / / www.jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付しています。
■ 本件に関するお問い合わせ先